建築、建設、エンジニアリングにおけるRhino
Grasshopperを搭載したRhinocerosは、建築、エンジニアリング、ファブリケーション、そして建設で、強力な3Dモデラーとして力を発揮します。Rhinoはチームの能力を高め、クリエイティブな環境をサポートします。Rhinoは、フリーフォームの屋根、パラメトリックなファサード、反復コンポーネント、多彩な形状、そして複雑な構造に多く使われています。Rhinoはプロセスのそれぞれの段階で幅広いソリューションを探索、開発するための最良のツールの1つです。
“パビリオンの複雑な形態のデザイン、開発、そして実現の必要条件は、プロジェクトのモデル、有限要素シミュレーション、そしてコンピュータ数値機械制御を閉じたデジタル情報のループで結ぶことです。形状探索と構造のデザインは密接に相互関連しています。” -シュトゥットガルト大学(ドイツ)
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ダイナミックなデザインツール
Rhinoは幅広いソリューションを探索、開発するための最良のツールの1つです。 RhinocerosをGrasshopperと併用すると、NURBSサーフェス、メッシュ、そしてソリッドモデルなどのジオメトリをダイナミックに生成することができます。 Grasshopperを使うと、デザインソリューションを探索して、ダイナミックで複雑なモデルのデザインが行えます。Grasshopperが生成できる付加情報を使用して、今まで実現することが難しかったデザインそしてファブリケートが可能となりました。
- パラメトリックシステムを作成し、デザインソリューションを探索
- 変更をリアルタイムで視覚化
- デザインプロセスにインテリジェントなデータセットを統合
- 分析による形状および組織トポロジの最適化
- 幅広い情報のフィルタリングと設定
- 共同プロセスでさまざまなファイル形式の統合を可能に
解析とシミュレーション
RhinoとGrasshopperでは、Rhinoの内部で動作するプラグインが豊富にあり、設計の早期分析、シミュレーションを可能にします。統合されたプラグインやスクリプトを使用すると、アイデアをすばやく検証することができます。設計が進むにつれて、ジオメトリを使用して、既に使用している従来の解析ツールを使うことができます。
- 用地固有の天気、環境、エネルギー解析
- 屋外と屋内空間の採光解析
- 多くの一般的なパッケージと互換性のある構造解析
- 歩行者の流れと出口解析
- 空間構成と規模
- 三次元ビュー解析
BIMとドキュメンテーション
様々なプラグインと同様に、RhinoはBIM(Building Information Modeling)のワークフローと統合させることもできます。Rhinoの機能を使用して、ジオメトリとオブジェクトデータをBIMモデルにリンクします。プラグインは、Rhinoのモデルを他のAECアプリケーションとやり取りできるように、IFCファイル形式によるインポートおよびエクスポートもサポートしています。
- Rhino.Inside.Revit は、RhinoとGrasshopperの力をAutodesk Revit®の環境に統合します。
- Rhino-Archicad Toolset は、ArchiCADとの直接の統合を可能にします。
- VisualARQのFlexibleBIM® 機能は、ジオメトリとオブジェクトのデータをリンクします。
- プラグインを使用すると、BIMオブジェクトを直接ワークフローとやり取りできるようになります。
- 知的データセットをBIMモデルと統合できます。
- Grasshopperの定義で他のBIMアプリケーションを駆動できます。
- データを操作してBIMデータをある製品から別の製品に変換可能です。
視覚化とアニメーション
Rhinoは、イラスト風なレンダリングからフォトリアリスティックなレンダリングまで行える、デザインを視覚化するための優れたツールです。多くの一般的なレンダリングおよびアニメーションプラグインのホストとして機能します。更にRhinoのモデルは拡張現実の設定でも使用できます。
- 統合されたプラグインを介したワールドクラスの V-Ray レンダリング
- リアルタイムレンダリングのための高度なOpenGL表示
- 複数の表示モード
- 一般的な拡張現実システム用の統合プラグイン
- イラストなどにイメージを3D化
- 複数のビューレイアウト
- 一般的な様々なグラフィックス製品と連携して出力
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ファブリケーションと建設
RhinoとGrasshopperは、ロボットによる、そしてデジタルのファブリケーション、3D印刷、およびラピッドプロトタイピングなどを含む製造工程のどの段階でも活用できます。
- ファブリケーションのために正確な形状を出力
- 正確な2D図面のエクスポート
- CNC切削用のファイルの準備
- スケーリングツールを使用してデザインモデルとモックアップを構築
- 効率的なファブリケーションのために形状を合理化
- カスタム自動ファブリケーションのために先進的なロボットを駆動